外国人技能実習制度は、諸外国の青壮年労働者を日本に受入れ、日本の産業・職業上の技術、技能、知識の移転を図り、それぞれの国の産業発展に寄与する人材育成を目的とし、日本の受入れ企業にとっては事業活動の活性化や国際化を推進するための事業制度です。
現在、当組合ではベトナムとインドネシアの技能実習生を受け入れており、新たな「技能実習制度」により最長5年間の受入れが可能となり、企業の活性化・国際化に貢献しています。
非営利の監理団体(事業協同組合、商工会など)が技能実習生を受入れ、参加の企業等で技能実習を実施。
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1.現状確認及び弊組合への加入 | 担当者が貴社へご訪問し、「技能実習生の受入れが貴社にとって最適かどうか」という視点からご相談させていただきます。外国人技能実習生制度を監理団体での活用をご希望になる場合は、まず弊組合への加入が必要となります。 |
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2.現地での人材募集・選抜 | 希望する人材・実習内容についてヒアリングさせていただきます。ベトナムにて候補者身元確認、書類選考、筆記試験、面談、健康診断を行います。
ニーズに沿った実習計画を立てる為、受入れ企業様へのヒアリングを大事にしております。また、候補者には日本での実習内容、生活環境について予め説明し、双方に誤解のないよう進めて行きます。 弊組合では、ベトナム現地での面接への参加を薦めております。候補者の実習への熱意を知っていただき、ベトナムという国のエネルギーを是非感じていただければと思います。受入れ企業様が直接接面接することで、入国後のコミュニケーションが円滑になります。
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3.現地での事前講習 | ベトナム側送出し機関にて事前講習を実施(約6ヶ月間)します。日本語教育、生活適応教育を行います。
日本での実習生活に早く適応できるよう、ベトナム側送出し機関にて事前講習を実施いたします。全寮制施設で6ヶ月間におよぶ、共同生活によって日本入国前に、集団生活でのコミュニケーション能力や生活マナー等を身につけさせます。
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4.書類申請 | 受入れ企業様からお預かりした企業情報等を基に、弊組合で外国人技能実習機構へ「計画認定申請」提出。許可後(入国予定日の4ヶ月前まで)、入国する為の申請書類を作成し、名古屋入国管理局に提出致します。(約1ヶ月)在留資格認定証明書をベトナム現地に送り、現地領事館にてビザの発行手続きを行い、いよいよ入国です。 |
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5.入国 | 空港へは弊組合スタッフで出迎えます。期待と不安もあり複雑な心境でもあるため、この時の対応はとても大切になります。到着後は日本で生活ルール、寮の使用方法、共同生活の心得についてしっかり理解させます。日本での生活の第一歩を! |
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6.講習 | 入国後、1ヶ月の日本語講習及び生活適応講習を行います。集合講習中は研修センターの宿泊施設での共同生活となります。
入国後、1ヶ月の日本語講習及び生活適応講習を行います。集合講習中は講習施設の宿泊施設での共同生活となります。
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7.配属 | 組合スタッフが引率し、受入れ企業へ移動します。入社の挨拶、作業内容の説明、注意事項等の説明をうけます。
いよいよそれぞれの受入れ企業へ移動します。当日は組合スタッフが引率し、実習生活のはじまりをサポートします。移動日は、役所への転入手続きや、銀行口座の開設の手続きを行います。 入社の挨拶、作業内容の説明、注意事項等の説明をうけます。生活指導員等の案内で、寮の使い方、共同生活のルール確認、生活用品買出し、近所への挨拶を行います。 入社日には3年間お世話になる社員の方々への、挨拶と自己紹介の場を設けて上げて下さい。
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8.技能検定試験サポート | 実習期間中に行われた実習内容を理解し・修得し、技能実習2号移行に相当しい知識・技術力を確認する為の試験です。試験には必ず弊組合職員(通訳)が同行します。
技能検定試験とは、実習期間中に行われた実習内容を理解し・修得し、技能実習2号移行に相当しい知識・技術力を身につけていることを確認する為の試験です。 技能検定試験には必ず弊組合職員(通訳)が同行します。受験に対する不安や緊張などもあり、普段の能力が発揮できない場合もありますので、通訳が同行していることで安心感も与える事ができます。 能力開発協会指導員立ち会いのもと、受入れ職種について学科・実技の試験が行われます。技能実習2号(入国2年目)に移行するためには、技能検定試験に合格することが必須となっています。
組合では筆記試験の過去問題や受験の注意事項や、試験当日の立ち会い等のサポートを行っております。 ※尚、実施要領に記載のない器工具・測定器具等の使用は出来ませんのでご注意ください。 |
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9.技能実習2号 | 技能検定試験に合格すると、「技能実習2号」の在留資格が与えられます。技能実習も2年目になると、現場にとっても欠かせない存在になってきます。受入れ効果向上のため、技能試験上位級の受験に対する取り組みも推進しています。 |
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10.修了式&帰国 | 受入れ企業様にて修了式や送別会などが行われ、記念品や修了証書などが手渡されます。お世話になった企業の方々へ本人達からも感謝の言葉が日本語で述べられ、企業の方々も涙ながらに満面の笑みで応えます。 |
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実習生たちは、やる気いっぱい! 若くて向上心旺盛なので、社内が活性化したと喜ばれる企業が多くあります。
外国人技能実習生は技術習得を目的とした好奇心・向上心旺盛な青壮年です。一緒に働くことで社員の方々にも良い刺激を与え、職場の活性化が望めます。
技能実習生を長期的に受け入れることで、2年目以降は後輩の指導も可能なため、生産性の安定・向上に繋がり、更には経営基盤の確立が望めます。
母国の発展のため真面目に日本の工業技術や文化を学ぼうとする技能実習生に企業と組合が応えてあげることにより、技術・技能の国際移転に素晴らしい貢献が寄与できます。
教えるための作業手順の見直しなどで、社員全体の意識向上にもつながります。また、まじめな仕事ぶりに日本人社員が感化されることもあるようです。
海外の青年との交流により社員の国際意識が向上。帰国後の実習生がパイプ役となり、海外進出のきっかけにもなるでしょう。
デメリット
*上記でいう講習とは、日本語教育と技能実習生として適応出来る為の基礎教育です。
初めての受け入れには不安がいっぱいだと思います。1番は、日本語が通じるのか、まじめに働いてくれるのかという点でしょう。もちろん、日本語がペラペラの実習生もいますが、ほとんどは、片言です。しかし、現地で6~7ヶ月、入国後も1ヶ月、日本語の勉強を行ううえ、継続的に日本語教育を行っていきます。
来日後の1ヶ月は当組合が運営する研修センターで、日本語学習以外にゴミ出しや近隣の清掃も含め、日本の生活になじめるようサポートします。詳しくは、よくある質問のページをご覧ください。
経験豊富な組合スタッフ・母国語対応通訳によるフルサポート体制!
配属後、組合担当スタッフが定期的に受入れ企業様や技能実習生の宿泊施設への巡回指導を行います。定期訪問で、受入れ企業様と技能実習生それぞれが抱える問題をヒアリングし、技能実習生への指導等を行います。
また、弊組合では技能実習生からの相談に対応する相談体制を強化しております。休日や夜間にも対応(電話・訪問)、母国語での対応も行っております。日頃から実習生とのコミュニケーションを積極的にとり、相談しやすい環境作りを意識しています。
相談内容は誠実に聞き、悩み・トラブル・質問を早い段階で解消させる事で実習へ前向きに取り組めるようサポートしております。
入国約10ヶ月後に行われる技能検定試験への準備や、試験に対する事前の教育計画や実技指導など、受入れ企業様のご理解とご協力を得ながら、技能実習成果を達成できるようサポート致します。筆記試験や実技試験の注意事項や学科の勉強会等を弊組合で実施いたします。
試験前に日本語講師による試験対策勉強会を休日に行っております。勉強会では、仲間との再会など有意義に過ごすことができます。参加者から組合イベントの企画の提案等、企業訪問時に面会する時とは違った実習生たちとのコミュニケーションの場の一つとなっております。